丸秀醤油 丸大豆二ヶ年仕込み 天然醸造 自然一醤油300ml 濃口醤油 丸秀醤油 佐賀 九州

麹にこだわる醤油屋の、本気の醤油。

豊かな恵みを育む佐賀平野の真ん中で、醤油を醸す丸秀醤油さん。

1901年創業。今よりも便利なものや技術が少なく、自然の力と職人の知恵でものづくりを行なっていた頃と変わらない天然醸造の製法をとる、県内唯一の醤油製造元です。

そんな丸秀醤油さんが、ひとつひとつの原料にこだわり、工程の細部にまで知恵を巡らせてつくり上げた、”本気の醤油”です。

大豆、小麦、麹。
素材をじっくりと観察し、旨味を最大限に引き出す。

①旨味たっぷりな丸大豆を、職人の技で蒸し上げ

醤油の主原料は、大豆と小麦。

醤油に使用される大豆は安価な脱脂大豆が主流ですが、丸秀醤油さんでは旨味をたっぷりと含む丸大豆を使用しています。

その日に使用する大豆の状態をよく観察し、水加減や色や匂いなどをしっかりと見極めて、最良の状態に蒸し上げます。

②甘みとコクをもたらす小麦は、焙煎が鍵に

醤油の味に深みをもたらす小麦は、地元・佐賀産のものを使用しています。

小麦の炒り具合は醤油の甘みと香りを左右するため、細心の注意を払って火加減を調整しています。

③麹が育てる、醤油づくり

最良の状態に蒸した大豆と、最良の状態に炒った小麦、自家製の麹、長崎沖で作られた塩を溶いた塩水を添加したら、あとは麹菌の働きを見守ります。

丸秀醤油さんが独自につくる麹は、穀物の外側に菌が育つ一般的な麹と違います。内側に菌が育つもので、こうすることで酵素の力を強く蓄えるものになります。

巷に流通する多くの醤油は、他に乳酸菌や酵母を加えたり、加熱など行い、人為的に発酵を促します。こうすることで醤油は数ヶ月でつくることができますが、丸秀醤油さんの醤油づくりは、蔵に住み着く菌が主役。

自然な環境の中で乳酸菌や酵母が働く環境を整えて、2年間かけて完成させます。

2年の歳月が生み出す、天然醸造の香り。
甘酒を加える独自製法。

こうしてつくられた丸秀醤油さんの醤油は、香りが違います。

フルーティーで自然な香りは、素材の力と酵母の働きによって、長い時間をかけて生まれるものです。

通常の醤油は、最後に化学調味料や甘味料を加えて味を調整しますが、
丸秀醤油さんの醤油は、お米から作った甘酒をもろみに加えて搾ることで、九州の甘口の嗜好に合わせた調整を行なっています。

素材の力を最大限に生かした天然醸造醤油に、甘酒の自然な甘みが、優しく調和しています。

おすすめの召し上がり方

（丸秀醤油さんより）